「この前マリンタワーに行ってきたんですよ」
私「マリンタワー?何それ」
「マリンタワーというタワーがあって......これ全然説明になってないですね」
「マリンタワーというタワーがあって......これ全然説明になってないですね」
私「いやいやいや!マリンタワーがタワーやったなんて初めて知ったわ。ホンマ有益な情報で助かった。マリンタワーのこと今まで......えーっと.....魚の一種やと思っとったからな」
「それは......その、大変ですね......」
呆れられてしまった。しかし、これは私がアホだということで済ませてよい問題だろうか。確かにマリンタワーという名前は「タワー」で終わっている。だが、それがタワーであることは決して自明ではない。これを示す例を以下に挙げよう。
- シーチキンは鶏肉ではない。
- 自称進学校は進学校ではない。
- 消化不良は不良ではない。
- 海老チリはチリ共和国ではない。
- ブラインドはインド共和国ではない。
- プラトニックラブはクラブではないし、個人的にクラブはプラトニックラブから遠い場所だという偏見がある。
- 泣き虫は虫ではなく人である。
- 「銃・病原菌・鉄」は鉄ではなく紙でできている。
- イスラム国はテロ組織であり、国家とは認められない。
- Mr. Childrenは大人四人のグループである。
- 疑似乱数は乱数というが、決定論的に計算されているため、注意して使わないと周期の短さ等が問題になることがある。
- 足利義政は政治に関心がなく、慈照寺を建てて隠居してしまった。
- 奈良が良いかと言われると......微妙である。
- 東京都は都と付くものの一地方自治体に過ぎない。天皇陛下は東京に散歩に行っているだけだから、日本の首都は京都である。
- 河豚はブタではなく、魚である。
キリがないからこの辺りでやめておこう。ともかくも、このように考えれば私がマリンタワーと聞いて魚の一種だと勘違いしてしまったのも納得できる話ではないだろうか。フグみたいなものである。
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