2023年9月9日土曜日

プロモーションツイートの調査

Twitterのプロモーションツイートの話題になった。私は普段あまり意識していないのだが、人によっては不快な広告が表示されていることもあるようだ。
自分のアカウントで表示される広告を少し調べてみることにした。すると、Appleイトーヨーカドーのような普通っぽい広告もあった一方で、何かしらの意図を感じるものも多々見受けられた。次のようなものである: 
  1. リゲイン 寝てもとれない疲れに効く【指定医薬部外品】
  2. 厚生労働省 救急車を呼ぶか判断に迷ったら「♯7119」
  3. 政府広報 「闇バイト」は犯罪実行者の募集です
  4. 明治吸収サポート 野菜ヨーグルト
  5. かどや製油 かどやのさば缶 鯖ごま油漬け
  6. 日本赤十字社 「日赤の車載用防災セット」 を5名様にプレゼント
  7. スギ薬局 1泊2日ペア宿泊券を5名様にプレゼント
  8. カムテクト公式アカウント 歯周病の何がリスク要因となっているでしょうか?
  9. カゴメ健康直送便 肝臓ALT値に注目!クイズキャンペーン
  10. 慢性期.com 慢性期医療に関する魅力や最新情報の記事を発信中!
  11. 東京都 健康・医療 「大麻ってなに?」 みんなで知ろう危険ドラッグ・違法薬物
  12. ブルーアーカイブ公式 【生徒紹介】シロコ
これらを総合して考えると、私はTwitterの運営に「リゲインと大麻で元気を出しながらブルアカをプレイしているスケベジジイ(闇バイトに従事)」だと思われている可能性が高い。

そう思うと不快である。とりあえずブルアカはブロックしておこう。

2023年4月20日木曜日

研究室ランチミーティング

今日は研究室のランチミーティングがあった。この4月にM1生とD1生が入ってきたので、その歓迎会だという。外でレジャーシートを敷いてピザを食べることになった。
昼前になった。外に出て準備をする時間だが、一人の院生が遅れていた。中国から来た新D1の留学生、つまり歓迎される側の人である。そこで、私以外の院生が外で準備をして、私が一人で院生居室に待機することに決まった。
待機していると、外でレジャーシートを敷いていた院生から電話がかかってきた。曰く、「レジャーシートが風で飛ぶから、何か重しを持ってきてほしい」とのことだった。研究室を見渡して重しになりそうなものを探したところ、扇風機が目に入った。留学生の人と私で一台ずつ持っていけばいいだろう。
数分すると、留学生の人が走ってきた。「Don't worry. You don't have to hurry. I was told to bring something heavy. The sheet may fly away.」と言って、留学生の人に扇風機を一台持たせた。私も扇風機を持って、二人でエレベーターに乗って降りた。

建物を出てしばらく彷徨っていると会場に着いた。「重し持ってきたで」と言うと、扇風機を持っていたのが面白かったらしく、皆に笑われた。「コンセントに刺さないと扇風機が動かないことも知らないバカの集まりだと思われる」という話である。だからといって他に重しになりそうなものは本くらいしかなかったし、教科書を外に持っていて汚れたら嫌だ。一体何が正解だったのかわからない。
とはいえよくよく考えてみると、重しを持ってこいと言われて扇風機を持ってくるのは変かもしれない。今になって思うと、留学生の人も内心変だと思っていたのではないか。留学生の立場に立ってみれば、歓迎されると聞いて研究室に来たら何故か扇風機を渡されたのである。どう考えても変だが、これが日本の文化なのか、何なのか。相手の英語力は終わっているが、日本語で抗議する方法もわからない。気の毒でならない。私のせいか。反省します。

今日は日差しも柔らかく、外は風があって心地よかった。風のおかげで、扇風機は電源を繋いでもいないのに羽根がくるくる回っていた。なんともいえない可笑しさがあった。

2023年4月10日月曜日

採血

血液検査をすることにした。といっても何か具体的な症状が生じたわけではなく、あくまで確認のためである。
少量の採血で済む内容であれば、わざわざ病院に行かなくても郵送で検査できるという。申し込みから数日経つとキットが届いた。開封したところ、中にはランセットという器具が入っていた。これを指先に押し当てながら作動させると一瞬針が飛び出て、指先に小さな傷を作ることができる。この傷からの血を採取して郵送するということだった(*1)。

ランセットは3本入っていた。一度針を出すと、もう二度と針を出せない仕組みになっている。つまりチャンスは3回きりということだ。試しに一本使って左手の薬指に針を打ってみたが、これがなかなか難しい。血が出ないのだ。正確には、出るには出るがすぐに止まってしまって血が足りない。血液量が指示されたところまで届かないと、検査ができないかもしれない。
説明によると、採血前に血行を良くしておく必要があるらしい。そこで、洗面器に40度のお湯を張り、そこに5分手を浸して、手のマッサージをした。その上で2本目のランセットを取り出し、左手の中指に針を打った。

血が出ない。正確には、出るには出るがすぐに止まってしまって血が足りない。次のランセットが最後のチャンスだ。なんとしてでも血を出して、検査機関に私の血の味を教えてやらねばならない。
とにもかくにも血行である。血行を良くしたい。いくら高校時代の成績が良くても今の血行が悪ければ意味がない。アメリカの法制度でサマリア人がよいとされているのも、サマリア人の血行がよいためである。
こうなったら筋トレをするしかないだろう。プランク30秒を3回にスクワットを100回だ。洗面器に46度のお湯を張り、ひいひい息を切らしながら手をひたす。これが本当の血の滲むような努力かと独り言を言いつつ、3本目のランセットで左手の人差し指に針を打った。

......血が出ない。正確には、出るには出るがすぐに止まってしまって血が足りない。血の気が引いた。翁、嫗、血の涙を流して惑へど、かひなし。こんなに血行が悪いのでは、血祭りへの参加資格も血で血を洗う争いへの挑戦権も剥奪だろう。
ランセットはもうない。もうリスカするしかないのか。カッターナイフはないが包丁ならある。いや、包丁は豚肉やら鶏肉やらを切っていて汚そうだ。

結局カスタマーセンターに電話することにした。すると、「量が足りなくても検査できるかもしれないので、とりあえず送ってみてください。無理だったら無理だったでまた連絡します」という旨のことを言われた。そこで、大人しく包丁をしまい、採れた血をそのまま送りつけることにした。
数日すると結果が届いた。無事検査できたようで、全ての項目で異常なしとなっていた。

こうして血液検査をやってみて思ったのだが、超てんちゃん(*2)がリスカしていたのも血液検査のためだったのではないだろうか。自傷癖よりそっちの方が面白いから、そうであってほしいものである。

(*1)言葉だけでは説明しにくい。詳細は「ランセット 採血 自宅」などのワードで検索してほしい。
(*2)超てんちゃんはNEEDY GIRL OVERDOSEというゲームに登場するキャラクターで、"メンヘラ"の美少女である超てんちゃんを配信者として育成していくのがゲームの目的である。NEEDY GIRL OVERDOSEは昨年遊んだのだが、1回目のプレイでは超てんちゃんを病院や公園に何度も連れて行きつつ睡眠時間をたっぷり確保させた結果、速攻でゲームオーバーになってしまった。メンヘラのはずの超てんちゃんがあまりにも健康になってしまったのである。

2023年4月9日日曜日

上北沢「北沢湯」

疲れが溜まってきたので、銭湯に行くことにした。普段は表参道の清水湯に行くことが多い。清水湯には人工炭酸泉があるからだ。ぬるいお湯なのに、浸かっているうちにじんわりと温まる不思議な感覚の炭酸泉が好きなのである。
調べてみると、上北沢にも炭酸泉があるらしい。下北沢駅から上北沢駅は電車で15分もかからないようだ。これなら表参道と大して変わらないし、気分を変えてこちらに行ってみることにした。

夕方の17時頃、上北沢駅から歩いて北沢湯に着いた。昔ながらの銭湯といった印象の外装に反して、中は広々としていて綺麗だった。
早速お風呂に入ってみた。清水湯と違ってシャンプーとボディソープの貸し出しがあり、便利である。炭酸泉に入っていると、体に炭酸ガスの気泡がついてぽかぽかしてきた(*1)。気持ちがいい。これを求めてやってきたのだ。
しばらくすると、子供が入ってきてアヒルのおもちゃで遊び始めた。気泡が逃げるやろこのガキが、小僧はとっとと帰って親御さんの温かいメシでも食ってろやと思いつつも、特に何も言わずゆっくり入っていた。彼の実際の夕食は冷製スープとか膾とかかもしれないからである。平壌冷麺の可能性も高い。

お風呂から上がった後は、上北沢にあるらぁめん小池という店でラーメンを食べた。ラーメンと平壌冷麺は、味も違うが温度も違う。ラーメンは平壌冷麺と違って温かい。共通しているのは麺類というくらいだ。
ラーメンは麺も温かく、そのうえ器も温かいのだが、特に温かい部分といえばスープだろう。スープをレンゲですくって飲んでみると、温かさとともに上品な旨みが舌に広がった。煮干しの旨みをしっかりと引き出しつつも、苦味を抑えてあっさりとまとめられたとても美味しいスープである。なめらかな麺との相性も抜群で、絶賛されるのも納得の一杯だった。

らぁめん小池のラーメン

北沢湯は、時々熱い湯が湧いて出て温度ムラが生じるのが気になった(*2)ものの、それ以外は大満足の銭湯だった。らぁめん小池の他のメニューを注文するためにも、今後も時々上北沢に行ってみようと思う。表参道の食事は概して高く、いつも蕎麦きりみよたにしか行っていないのだ。

(*1)ぽかぽかといえばはなまるスキップである。はなまるスキップは面白かった。
(*2)清水湯でもあるが、北沢湯より抑えられている。

2023年4月4日火曜日

超特価!たまたまきんかん

下北沢の道を歩いていて驚いた。


スーパーの店先できんかんが売られているのだが、先日まで「超特価!たまたま」だったところが「超特価!たまたまきんかん」になっていたのだ。これはどう解釈すれば良いのだろうか。「超特価!たまたま」は流石に、とクレームが入ったのかとも思ったが、変えた先も「超特価!たまたまきんかん」なのである。そことそこを連続させるのか。何か意図的なものを感じなくもない。
そこで、に相談することにした。こういう問題を議論するなら、やはり相手は奥だろう。画像を送って「ふざけすぎだとクレームが入ったのか、それともよりふざけたのか、どっちだろうか」と尋ねたところ、「ふざけてんのはこの名前をつけた生産者では」という回答とともにURLが送られてきた。


そこで私は衝撃を受けた。「たまたまエクセレント」!?「たまたま」の上位の「たまたまエクセレント」があるというのだ。「完熟きんかん最高峰 たまたまエクセレント」の文字が大きく表示されている部分のインパクトがすごい。

いや「たまたまエクセレント」て。私は画面に表示された「たまたまエクセレント」の文字列を眺めながら、奥に相談してよかった、としみじみと満足感に浸った。

2023年3月21日火曜日

【告知】東大きらら同好会ぼざろ合同誌「結ぶ、束ねる。」

東大きらら同好会のぼざろ合同誌「結ぶ、束ねる。」に寄稿しました。「シーシュポスにも朝は降る」という3pの漫画を描いています。

また、きらら同好会公式ブログで本の宣伝記事を書いています。

ぼざろ合同誌「結ぶ、束ねる。」に寄稿しました

「結ぶ、束ねる。」は、デザイン担当・あをもみじ氏の力により非常にカッコいい本に仕上がっています。お金があったらぜひ買ってみてください。お金がなかったら本は買わなくてもいいので、きら同のブログ記事だけでも読んでみてください。

2023年2月15日水曜日

二重の捻くれ

「可愛くてごめん」という曲が流行っているようだ。

可愛くてごめん feat. ちゅーたん(CV:早見沙織)/HoneyWorks

先日、レンタカーを借りて友人とドライブをした(*1)。そのときは車内のスピーカーで最近の日本のヒットチャートをかけていて、色々と流行の音楽の話をしていた。私はほとんどの曲を知らなかったのだが、3つほど聞き覚えのある曲があった。一つは「ミックスナッツ」であり、もう一つは「ギターと孤独と蒼い惑星」であり、そして最後がこの「可愛くてごめん」である。私はこの曲をKazuya Mishimaの音MAD動画(*2)で知ったのだが、他の友達はTikTokで知ったと言っていた。完全に知り方を間違えていて恥ずかしくなった。

それはさておき、この曲の歌詞の話をしたい。基本的には「自分の好きな服を着よう」「自分のファッションセンスを信じて自分の"好き"を肯定してあげよう」という趣旨の歌だと思うのだが、よくよく聞いてみると、どこか内面の不安が歌われているようにも感じられる。相当に他人の視線を気にしているようで、曲に込められたメッセージを自分に言い聞かせているような印象すら覚える。
私は無地の白のシャツをユニクロで5, 6枚買ってローテーションしているくらいにはテキトーなファッションの人間であり、最初に聞いたときは「ふーん、こんな曲が流行っているのか」という程度の感想しか抱かなかった。だが、「内面の不安」を歌った曲なのではないかと思った瞬間、この曲にかなり引っかかるところができた。身に覚えがあるからだ(*3)。

2月6日、トルコ・シリア大地震が発生した。私は被害状況の報道に触れて心が痛み、UNHCRへ追加の寄付をした。そのときに投稿したツイートが以下である。

ただ支援を呼びかけたかっただけのはずが、どうしてこうなるのだろう。これこそ自分への批判者の思考の内面化の典型例ではないか。そもそも、私は自分の寄付に対して偽善だの何だの言われたことはない。存在しない批判者を頭の中で作り、それを皮肉るような形でしか寄付を呼びかけることができない。寄付を善人アピール呼ばわりする人が一重の捻くれであれば、私は二重の捻くれ者だ。そして、私は「可愛くてごめん」の歌詞にもこの「二重の捻くれ」を感じる。

特に何とも思っていなかった歌詞が、にわかに共感できる内容と思えるようになった。これがいいのか悪いのかはよくわからない。もっと自分に素直になれればそれに越したことはないだろうし、二重に捻くれてしまった自分自身にはため息が出る。ファッションの話題で二重の捻くれが出る「可愛くてごめん」は実際可愛いもので、多数の死者が出ている深刻な話題で二重の捻くれの態度をとってしまうのは深刻だ。捻くれている場合ではない。
まあ私のようなどうしようもない人間のことは置いておこう。被災地では、地震を生き延びた人の命も厳冬に脅かされているという。二次被害が少しでも小さくなるよう、そして被災地の速やかな復興が実現するよう、心から願っている。

(*1)途中で運転を代わるはずが、前日になって私の運転免許証が失効していることが判明した。とんだ阿呆である。
(*2)音MADというと著作権の問題が気になる。一方で原曲にはない新しい価値が生まれているのも確かであり、一つの文化として法律的にクリアな在り方が確立してくれるとよいなと思う。
(*3)身に覚えがあるからこそ、「可愛くてごめん」をこう解釈してしまうのかもしれない。全く見当違いの考えかもしれないが、許してほしい。